2026/01/04 17:45
「BULGARO/ブルガロ」と「NEBRASKA/ネブラスカ」、「TENDER/テンダー」は、イタリアのサンタクローチェ地区にある老舗タンナー「Lo Stivale(ロ・スティヴァーレ)社」が製造する牛革(カウレザー)です。この記事ではBellezzaで使用している「BULGARO/ブルガロ」と「NEBRASKA/ネブラスカ」、「TENDER/テンダー」の特徴や魅力について解説します。
『BULGARO/ブルガロ』

イタリアはサンタクローチェ地区にある「Lo Stivale社(ロ・スティヴァーレ)」製。植物タンニン鞣しで、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに美しい深い色に変化し、味わい深い艶が出てきますので経年変化(エイジング)が楽しめる革です。特徴として、表面がスムースでキメが細かく、比較的硬い革に分類されますが、程よいコシと柔らかさのある革です。Bellezzaの商品では主に、眼鏡ケースやキーケース 、お財布で使用しています。
『NEBRASKA/ネブラスカ』

イタリアはサンタクローチェ地区にある「Lo Stivale社(ロ・スティヴァーレ)」製。革の表面のシボ(凹凸)が特徴の革です。植物タンニン鞣しで、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに味わい深い色味に変化し、美しい艶が出てきます。たっぷりオイルが入っているので誤って付けてしまった多少の小傷(爪で引っ掻いてしまったような痕)は指で擦ると目立ちづらくなります。Bellezzaの商品では主にバッグで使用する他、お財布でも使用しています。
『TENDER/テンダー』
イタリアはサンタクローチェ地区にある「Lo Stivale社(ロ・スティヴァーレ)」製。キメが細かいスムースな表面に、繊維も詰まっているのでコシがあり、しっかりオイルが効いているので重厚でもっちりとした印象です。植物タンニン鞣しで、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに美しい深い色に変化し、味わい深い艶が出てきますので経年変化(エイジング)が楽しめる革です。Bellezzaの商品では主に、バッグのショルダー部分に使用しています。

「天然皮革を使用しています」
●バケッタ製法で作られた植物タンニン鞣し(ベジタブルタンニンレザー)を使用。
バケッタ製法はサンタクローチェ地区で、老舗タンナーたちによって長年受け継がれている技法です。バケッタ製法では、栗やチェスナット、ミモザなどの樹木から抽出された天然のなめし剤のみを使います。機械ではなく手作業で行われるため、時間と手間がかかります。 こうしてなめされた革に、牛脚油や魚油を時間をかけてじっくり浸み込ませて加脂して、革内部に油分とうるおいを浸透させていきます。
●季節や製造ロットによって色味や風合いの違いがあります。
イタリアの職人が手作業で仕上げている為、色調整が難しくどうしても色ブレが起こってしまいます。写真はあくまでイメージです。モニター環境によって色味や風合いに違いがあります。ネブラスカのシボ(凹凸)は型押しではなく天然物なので部位によってムラがあったり、ほとんどシボが無い部分もあります。シボを出すためにシュリンク(収縮)を施した革を「シュリンクレザー」と呼びます。ネブラスカもこの一種で、シボを出す方法は主に2つあります。特殊な薬品を使って革を収縮させるシュリンク加工と、空打ち(からうち)と呼ばれる方法です。空打ちは、巨大な樽状の機械の中で革を入れ、回転させ繊維を揉みほぐします。ネブラスカの美しいシボは、この空打ち作業によって生まれます。
●革の表面を顔料で塗って一見綺麗に仕上げているものも多くありますが、こうした仕上げの革とは違い、使うほどに経年変化(エイジング)が味わえるのが植物タンニンなめしの革です。牛が生きていた頃にできた傷や足や首周りに良く見られるシワ(トラ)がありますが、牛が生きていた証であり、これらが残っているのが本来の天然皮革の特徴です。どうか、自然の恵みである天然皮革をお楽しみください。

『生き傷』

『トラ』

『シボのムラ』
「BULGARO/ブルガロ」と「NEBRASKA/ネブラスカ」、「TENDER/テンダー」の魅力、いかがでしたでしょうか。ほどよいコシがあり、やわらかく丈夫で永く愛用できるので、これから本革製品を使う方にもおすすめです。Bellezzaでは今回解説したイタリアンレザーを使用した商品をご提供しています。


